- 2016.07.31 Sunday
東北地方も梅雨明け!この時期、皆様に心掛けていただきたいこと。
JUGEMテーマ:健康
こんばんは!
秋田県由利本荘市の堀井整骨院です。
http://www.horiiseikotsuin.com/
《8月の診療変更》
8月6日(土):休診 (地域行事のため)
8月13日(土)〜16日(火):お盆休業
8月20日(土):休診(研修会のため)
8月は多くのお休みを頂くことになりました。
皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんが、
どうぞよろしくお願い致します。
昨日、東北地方の梅雨明けが発表されました。
本格的な夏の到来。
週間天気予報を見ましても、この先は真夏日が続きそうです。
昨日のお昼過ぎに外の気温を測ってみようと、
温度計付き時計をしばらく外に置いてみたところ、
んっ?
温度 「HH.H℃」 ?
初めて見た…。
直射日光が当たるコンクリートの上にしばらく放置していたところ、
この温度計では、測定不能な高温になってしまったようです。
屋外での作業や、運動には過酷な状況です。
夕方やってきた中学生も、
「今日のグラウンド練習は、きつくてきつくて吐き気がした。
今は落ち着いているけど。」
と、軽い熱中症の症状が現れたようです。
熱中症の症状や予防、対処方法については、
テレビ等でも盛んに取り上げられておりますので、
ここで詳しくは述べませんが、
熱中症予防対策のなかでも重要とされているのは、やはり水分摂取。
しかし、毎日の水分摂取量が足りない状態である方が多いことは、
毎日の診療の中でも、肌身に感じております。
その中でも特に、
こまめな水分摂取を心掛けて頂きたいのがご高齢の方。
一般成人の場合、食事に含まれる水分の他に、
飲み水として1リットル程度の摂取が必要とされていますが、
クリアされている方は少ないのではないでしょうか。
高齢者は筋肉の減少に伴い、もともとの体液の量が減っています。
のどの渇きを感じにくくなっている人もいます。
また、
「おしっこに何回もあるぐの(歩くの)、んか(いやだ)もの。」
と、トイレが近くなるのを嫌がる傾向にあります。
先日、78歳の女性の患者様が、
「今日はここに来る前に、〇〇病院の内科さ行って来た。」
と、ご家族の運転する車でお見えになりましたが、
電気療法中に何度もふくらはぎがつるといった事がありました。
私が、
「□□さん、今日は病院に行く日だがら…って、
朝から今まで、あまり水分摂ってないんじゃない?」と質問すると、
「んだ。送っでもらう行き返りに、おしっこしたぐなれば困るし、
病院の中も広くて、トイレに歩ぐのイヤだもの。」
というお返事。
急ぎ紙コップ一杯分の水分を飲んで頂いたところ、
ほどなくして足のけいれんは治まりました。
また、一人暮らしをされている73歳の男性は、
「オレだば汗もかがねし、喉乾いたって思わねもの。
(水分を)ほとんど、飲むごどねぇな。」と話されていました。
食事はコンビニで買ったパンで済ませる事が多いようで、
食事から摂れる水分量も少なめのようです。
そして。
私の90代の祖母も、2〜3週間前の急に暑くなった日に、
「なんだかフラフラ〜っとめまいして。
頭も痛がったがら風邪だと思って。
前に病院からもらった風邪薬飲んだら、3日間も起ぎるの大変であった。」
ということがありました。
状況から判断するに、軽い熱中症だったようです。
水分の他にも、
ナトリウムやカリウムなどの電解質も減少していたのではと推察されます。
本人は、
「いっつもいっつも、お茶っこだの、何だの、
一日中(水分を)飲んでるよ。」
と言うのですが、本人の感覚と、
実際的な摂取量には大きな隔たりがあります。
熱中症は毎年、
梅雨明けの7月下旬〜8月上旬に多く発生します。
特に体が暑さに慣れていない梅雨明け後には、
熱中症になる方が急増します。
もちろん、
高齢の方だけではなく、全ての人にとって、
こまめな水分補給が必要であることは言うまでもありません。
怠い、眠い、疲れが取れない、夜中に何度も足がつる…。
あなたのその症状に必要なのは、
薬や栄養ドリンクではなく、
一杯のお水なのかもしれませんよ。
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